【H31.3.15記事開始 R1.7.5更新】
I様邸の新築工事が始まりました。まずは更地の地盤改良工事からです。
これから完成まで約4ヶ月間、しっかりと安全工事を行っていきます。
地盤改良工事はPP(ピュアパイル)工法という方法で行いました。
PP工法とは、従来の巻立工法では施工できない建物限界や、河川内の河積障害が問題となる場所で有効なポリマーセメントモルタル(マグネライン)薄層巻立による既設RC橋脚耐震補強工法です。主に橋や水門など水分によって建築が妨げられる場所に利用します。住居を建てる土地にも、例えば土の中に腐葉土が多く、水分が多量に含まれている場合などに利用される工法です。
PP工法は、円錐型の掘削ヘッドを装着した長い鉛筆のような形の「掘削ロッド」で地面に突き刺すような形で掘削し、空いた穴にセメントを流し込みます。住宅基礎のできる下の地盤に何箇所もこのような工事を行います。
こうして流し込まれたセメントはどんな地盤でも高強度・高品質を安定して発揮し、建物の重さによる地盤沈下や、建物の不同沈下を防ぐことができます。
地盤改良工事後、鉄筋を組みコンクリートを打設して基礎の土台を作っていきます。土台が完成したら住宅の柱を組んでいきます。例年に比べて今年は雪が少なかったのですが、3月に入ってからまとまった雪が降り積もりました。こういう寒い時期のコンクリートには防凍剤を入れ、いつもより長めに乾かすことでコンクリートの強度を保つことができます。
【R1.5.8追記】
I様邸の外装が完成し足場が外されました。窓やサッシ、ベランダも取り付けました。
住宅の完成が近づいてきました。
内装の方も配線、配管、断熱処理が完了し、クロス(壁紙)貼りや床材の取り付け作業に入ります。
【R1.7.5追記】
外構工事と玄関のタイル貼りを残し、ほぼ住宅が完成しました。
今回の撮影は夜になってしまったのですがライトアップされた新築の建物はどこか神秘的なモノを感じます。
沢山収納できる靴箱です。タイルを貼るとまた違った雰囲気が出ます。
廊下~階段部分、室内の様子です。白を基調とした内壁と木の暖かさ、間接照明の柔らかさによって落ち着いた室内を演出しております。
ダイニングキッチンは廊下よりすこしダーク調の木目デザインで明るめの照明を使用しています。大きい立て付けの収納棚を設置しました。
木目を意識した全体的に暖かい雰囲気の住宅に仕上がったと思います。
【R1.11.17更新】
I様邸の外構工事が完了しました。
化粧ブロックで堀がきを新設しました。
外から見てもグッと引き締まった外観になりました。