W様邸 床暖房設置工事

【R3.11.8記事開始】

W様邸の床暖房設置工事が始まりました。床暖房は既存の床の上に取り付ける「後付床暖房」もありますが今回は施主様の要望により既存の床や土台も新しくする施工を開始しました。まずは床板を剥がして解体工事から行っていきます。

 

【R3.11.10更新】

床面を解体後、新しく作っていきます。水平を取りながら木材を流し断熱材を貼り、その上に蓋をするように床のベースとなるネダノンという合板を貼り付けていきます。ネダノンは耐震性が強く、たわみも少なくギシギシという床鳴りが起きづらい床材にとても適した合板です。

合板の上に厚さわずか0.5mmの超極薄床暖房「ぽから」を一定の間隔で敷いていきます。

 

・床暖房について

床暖房は大きく分けて2種類あります。

⭐︎温水式床暖房電気式床暖房です。

〜温水式床暖房の特徴〜
床に敷いた温水パネルに、電気やガスで温めた温水を通して発熱します。配管工事が必要なため、リフォーム時には床高を調整する必要があるため、住宅の新築時に導入する方が多いようです。電気式床暖房に比べて工事がやや大掛かりになるので、設置費用は少し高めになります。配管の耐用年数は30年以上ありますが、定期的に不凍液を補充するなどのメンテナンスが必要です。

〜電気式床暖房の特徴〜
床下に敷いた発熱体に、電気を通して暖めるものです。構造はいたって簡単で、施工もしやすくリフォームのタイミングに合わせて設置することも容易なので、費用も安く上がります。一度設置するとほぼメンテナンスの必要はなく、耐用年数も長いのが特徴です。

他に電気式の特徴としてエアコンよりもrunning costが安いというのも大きなメリットの1つです。施主様と打ち合わせの結果、今回の施工には電気式床暖房を採用しております。

 

【R3.11.11更新】

木工事はフローリング設置工事完了となりました。後は電気屋さんが床暖房の接続工事とリモコン設置を残すだけとなりました。